家庭革命~家庭内カーストをぶち壊す40代男の戦い~

結婚して早いもので22年。17歳の娘と14歳の息子がいる家庭という、一見するとそれなりの幸せを絵に描いたような家庭だと言われそうである。

 

しかし、俺の心境はそんなに安定しているわけではない。最近では学校カーストなるものが子供たちを悩ませているが、我々お父さんたちは「家庭内カースト」に悩まされているのだ。

 

このカーストに悩むお父さん方の多くが、カーストの頂点にお母さんが君臨しているパターン、いわゆる「かかあカースト」が多いのではないだろうか。

 

そもそもカースト制度とは、インドの身分制度である。 カースト制度は、バラモン(司祭)、クシャトリア(王族・武士)、ヴァイジャ(平民、一般市民)、シュードラ(奴隷)、アチュート(人間あつかいされない人々)からなる階級に分類される。

 

「かかあカースト」制度では、お母さんがバラモンに位置し、娘・息子はクシャトリアに位置していることが多い。そして、お父さんより先にぺとの犬や猫がヴァイジャに位置されるのだ。お父さんは良くてシュードラ、通常アチュートに位置されていることがほとんどである。そう、お父さんはATMであり、空気であり、場所を取るだけの存在と認識される。

 

お母さんからは「稼ぎが少ない」と罵倒され、娘には「くさい、キモい、うざい」のコンビネーションパンチを食らう。息子には勝てない項目が増え、思春期特有の反抗期を押さえ込むことができない。

 

そしてペットには自分の定位置を奪われ、リビングでは端っこで目立たないように大人しくすることだけが許される世界なのである。

 

・・・寂しい、切なすぎるぞ!!

 

おい嫁!稼ぎが少ないって、大企業の部長をしている俺の給料じゃまだ足りないってのか!お前の欲はブラックホールなのか!?

 

おい娘と息子!お前らはどうして生活できているか考えたことはないのか?俺が汗水たらして稼いだお金で学校に行けたり友達と遊べるんだろ?お金のありがたみ分かってるのか!?

 

おいペット!俺が公園で拾った恩を忘れたのか?一番散歩も一緒に行ってるのに、どうして俺にだけなつかないんだ!?

 

・・・こんなことを言ってもむなしく響くだけである。大事なのは声の大きさや政党制ではない、かかあカーストにおいては地位が全てなのだ。

 

もちろん、自分に非がなかったかどうかについては考えた。原因があれば治すべきだと思ったし。でも、いくら考えても答えが出ない。

 

家族それぞれがどんどん調子に乗っているのが答えだと気付いた。

 

俺はこのカーストを覆してやろうと考えている。ぐうの音も出ないくらい、こいつらには後悔の念を抱かせてやる!俺のモチベーションは間違った方向へ行った気がするが、おかげで仕事も頑張れそうだ。

 

この気持ちがいつまで続くかは分からないが、続く限りはここに報告していこうと思っている。